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2024年4月の投稿

2024年4月27日 (土)

市民の森で枯れ大木伐採、アヤメが盛り

朝方の小雨が上がった27日は、ゴールデンウイークに入ったためか集まったのは25人でした。所沢市民の森で枯れた大木を伐採したほか、田植え機の手入れや畑作業などに当たります。昼休みに新平さんの森でエビネを観察し、午後からは分校教室で理事会が開かれ、新理事を含め13人が出席。校舎の脇では青と白のアヤメが盛りを迎えています。Photo_20240427193901 Photo_20240427193902 Photo_20240427193903

白井市から管理を委託された所沢の森には、O屋さんら5人が出かけます。ひどいナラ枯れで枝の落下が危険なコナラの大木に、チルホールでワイヤーを掛けます。チェーンソーで刃を入れてから牽引すると倒れたところで枝や幹がバラバラに。2本目の枯れたコナラは邪魔な杉の伐採に手間がかかりますが、予定した方向に倒しました。キンランのほかマムシグサも咲いています。Photo_20240427194002Photo_20240427194001

所沢の森にはチッパーも運び込み、遊歩道沿いに移動して集積してある枯れ枝を粉砕です。3本目はチルホールを掛けたところで昼前になり午後に回しました。昼休みには、新平さんの森のエビネ観察にM田さんら8人が出かけます。前日の草刈りなど森の整備を請負っていますが、跡継ぎのT田さんも招いてエビネを植えた故人の思いを考えました。Photo_20240427194003 Photo_20240427194101

 

2024年4月26日 (金)

新平さんの森の草刈り、臨時に4人が集合

季節外れの夏日が続く26日は、今週の雨で2回できなかった草刈りに、里山保全部の4人が臨時に集まりました。活動日ではないのでT山さんらはベースキャンプに車を入れ、軽ダンプ2台で新平さんの森に出かけます。畑の奥にあるクヌギ林では故滝田新平さんが移植した大量のエビネが咲きそろって満開です。明日の昼休みには、森の整備活用に向けてエビネ調査を行います。Photo_20240426183101 Photo_20240426183102

一昨年から始めた新平さんの森の草刈りには、ハンマーモア2台と刈払い機4台を持ち込みます。道路側にある元の畑には昨年伐採して枯れた木の枝が散乱し、草刈りの邪魔でチェーンソーも使って片付けから。ハンマーモアで刈り終わると梅林の中も刈りますが、埋まっていたカーペットを巻き込み、取り出すのに一苦労です。Photo_20240426183201Photo_20240426183202

午後からは霊園近くの捕込付地区にある新平さんの休耕地の草刈りです。隣の竹林の間伐を3年ほど前に行っただけで、亡くなってから畑の整備も引き受けます。かなり伸びた篠竹を刈り取りボサの付けを終えると、今年最後のタケノコ掘り行いました。ベースCのタケノコは今週から採取を禁止し、炭焼部で来年に向け竹林を整備する予定。田んぼの通水が10日前に始まり、連休後には田植えです。Photo_20240426183801 1_20240426183901 Photo_20240426183901

2024年4月20日 (土)

白井市役所で第23回総会、キンランが開花

GW前なのに夏のような暑さが収まらない20日は、第23回通常総会が白井市役所1階で開かれ、25人が出席しました。事業報告や決算、予算など4つの議案が提出され、渡邉理事長など理事19人と監事2人の承認で終了です。渡邉体制は最も長い4期目に入り、再任の挨拶で来期には後継を呼び掛けました。市役所に隣接する文化会館の森ではキンランが咲き始めています。23 Photo_20240420163101

午後1時に開会すると、来賓の笠井市長の挨拶後に議長らを選出し、各副理事長らが議案を報告。今期は最近では最多の10人が入会しましたが、病気で亡くなった会員が3人も出ました。来期の事業計画では、新たな森の整備に炭焼きの材やキノコのホダ木の確保策が加わりました。その新平さん森ではクヌギ林の移植されたエビネが次々と開花しています。Photo_20240420163201 Photo_20240420163202

一昨日の18日には、板橋梨園の交配作業にT橋さんら6人が集合。花粉を入れた缶を持って、指示に従って収穫が早い幸水の花に授粉していきます。ところが2時過ぎに全員が花粉を使い切ってお仕舞になり、残り1割余りは巣箱のミツバチに期待です。開花が遅れたうえ花粉採取も少な目で作業は8日間でした。Photo_20240420163203

2024年4月17日 (水)

毎年支援の箱苗作り、田んぼでは通水開始

異常な夏の暑さが続く17日は、ナシの授粉やコメの種まきでの農家の支援が重なり23人だけです。炭焼きでは5回目の火入れ、定期の竹林の間伐、箱苗の後片付けや畑作業などに当たります。昼休みには旧キャンプ場の竹林へマイクロバスでタケノコ掘り。ベースキャンプの竹林ではクマガイソウが一斉に開花し、23株もの花は圧巻です。Photo_20240417190501 Bc_20240417190501

平塚西の農家Y嶋さんから依頼されたコメの箱苗作りには、O桐さんら3人が早めに出かけます。10年ほど前から有料で支援して作業で、ハウスの中で自動幡種機による籾と培土のトレイを運んで並べていきます。600枚余りうち午前に3分の2を終えますが、温室のようなハウスでは汗が止まりません。ハウス前の道路脇では、ワラビとツクシが勢いよく伸びています。Photo_20240417190502 Photo_20240417190503

昼休みにベースCに戻ると、N川さんら2人が炭窯の火入れを終えて煙突から白煙が上がっています。4人ほどがベースCの竹林でもタケノコ掘りをしますが、竹林保全のために来週で打ち切ることにします。箱苗作りは午後2時過ぎで終わり、田植えは連休後とのこと。田んぼの通水が今日行われましたが、箱苗作りに協力したT田さんの早稲の田んぼは既に田植えを終えています。Photo_20240417190601 Photo_20240417190602

2024年4月13日 (土)

斜面林の草刈り、総会向けの臨時理事会

天気が回復して桜舞い散る13日は、梨園支援に6人が行ったので集まったのは23人だけでした。霊園脇の斜面林の草刈り、炭焼きの窯出し、関係団体のタケノコ掘り、畑地の耕運や畑作業などに分かれます。午後からは白井市役所の会議室で、20日の通常総会に向けた臨時理事会を開催。ベースキャンプの向かいの杉林では、ウラシマソウが各所に生えてきました。Photo_20240413210501 Photo_20240413210601

白井聖地公園に隣接するY崎さんの斜面林には、F川さんら4人が出かけます。4年前に大木や竹林など全体を伐採しましたが、カシのひこばえやササなどが伸びたので表側斜面を1月に伐って粉砕しました。残した左側斜面に取り付き、チェーンソーで灌木を伐り、刈払い機でササを刈ります。Photo_20240413210602 Photo_20240413210603

ベースCではN川さんら2人が4回目の炭焼きの窯出しです。初めて木炭と竹炭を合わせて焼いたのですが、空気口の密閉が少し遅れたなどでかなり燃えて、製品としては木炭3袋と竹炭1箱だけです。午後から市役所での理事会は8人だけで決算と予算を審議し承認しました。市役所裏は桜の花吹雪になり、白井の名所の今井の桜はかなり散っています。Photo_20240413210701 Photo_20240413210702

2024年4月12日 (金)

板橋梨園の授粉支援始まる、寒さで大幅に遅れ

春らしい雨模様の12日は、前日から始まった板橋梨園の授粉作業に7人が集まりました。3月の寒さでナシの開花が大幅に遅れ、当初予定の今月初めが11日まで延期です。15年ほど前から続けている農業者支援活動で、毎日交代で9時から16時まで梨園に詰めます。小雨が降ったり止んだりの天気で、庭師の板橋さんの庭にはシバザクラが鮮やかです。Photo_20240412210301 Photo_20240412210401 Photo_20240412210402

授粉するナシの花が咲きそろっていないので、前日に続いて花粉を取る花摘みです。梨園で木から直接摘み取るのがO崎さんら4人、作業小屋で切ってきた枝から取るのが理事長夫妻ら3人。梨園では花粉取り用の長十郎や松島などの木で、見上げながらの作業で、首や腰が痛くなりました。Photo_20240412210403 Photo_20240412210501

昨年に中国から花粉が輸入できなくなり、梨農家は人手を使い購入した花粉脱穀機で作ることになりました。午後も板橋さんが切ってきた枝から花摘みを続けます。その後、雨の上がった梨園で枝の下に付いた蕾をピンセットで除去して終わりです。帰りの平塚の道路脇でハクビシンが車にひかれていました。前日は袖ヶ浦市のちば里山センターに出かけ、総会向け理事会に出席しました。Dscn0914 Photo_20240412210502

2024年4月10日 (水)

休耕田などを草刈り、春の嵐後も桜満開

春の嵐が去って快晴の10日は、寒い朝でも久しぶりに青空が広がって25人が集まりました。年間委託の休耕田などの草刈り、炭焼きの窯開き延期、箱苗作りの農機整備や畑作業などに当たります。午後からは通常総会に向けて会計・業務監査を分校事務所で開きます。校庭のソメイヨシノは花吹雪もありながら満開を保っていて、午後の陽気によって花見日和です。Photo_20240410193101 Photo_20240410193102 Photo_20240410193201

カンナ街道沿いの草刈りには、T田さんの休耕田にT山さんら刈払い機の3人、休耕地にO屋さんらハンマーモア2台。低い田には前日の雨がそれほど多くなく、畦に沿って一気に刈り上げます。短い草に紛れて土筆ん坊があちこちに出てきていましたが、残らず除草します。早くもサシバが飛んで、近くの森に入っていきました。Photo_20240410193202 Photo_20240410193203

さらに仲台新田の草地とクリ・ウメの園地に移動して、4カ所を刈り終えました。ベースキャンプではN川さんら3人が窯開きを予定しましたが、温度が下がりきらず再び延期です。先週末に解禁したタケノコ掘りには、朝からクワなどを持って次々と参戦し、大小様々の「戦果」を挙げています。竹林の一角では例年より多いクマガイソウが開花間近です。Bc_20240410193301 Photo_20240410193301

2024年4月 6日 (土)

栗林で最初の草刈り、クヌギの炭材を搬入

春の暖かさから一転花冷えの6日は、朝から小雨が降ったり止んだりして集まったのは20人だけ。2カ所の栗林で今年最初の草刈りをしたほか、クヌギの炭材を搬入、田んぼの補修や畑作業などに当たります。遅れていたタケノコが出てきたので、朝会で採取を解禁すると、昼休みに多くが初物を掘り出しです。分校のソメイヨシノは一気に満開に近づいています。Photo_20240406205801Photo_20240406205901

白井中学近くの栗林にはO屋さんら5人が出かけます。今年最初の草刈りで、いつものようにハンマーモア2台を使用。3人は刈払い機で根元の周りや境界を刈り取っていきます。雨に濡れた草は機材にまとわりついて手間がかかり、風が冷たいのににじむ汗。隣の梨園では花が咲き始めていますが、鉄板で仕切った脇に産廃とみられる大袋が梨園より高く積み上がっていました。Photo_20240406211201 Photo_20240406205903

1時間足らずで終える前にハンマーモア1台が故障です。それでも神々廻の栗林に移動して農道も合わせて刈り上げました。こうして、秋の収穫に向けて夏場の草刈りが何回か行われます。ベースキャンプに遅く戻ると、昼食を終えたK池さんら6人が竹林に入り、クワを振るって次々掘り出してきました。Photo_20240406210001 Bc_20240406210001

午後からはN川さんらが印西市武西の森に出かけます。里山団体の原っぱの会から提供してもらえるコナラの苗木を確認。今後炭材として、運動公園の森で失敗した後に植え直す予定です。次に文化会館の森に回り、昨年伐採したクヌギの玉切りした大木を軽ダンプに積んでベースCに運びました。ベースC向かいの林ではタラの芽がすでに開いています。Photo_20240406210201 Photo_20240406205802

 

2024年4月 4日 (木)

一斉溝浚いに20人余、1時間足らずで終了

細かな春雨の降る4日は、田植えに備えて恒例の一斉溝浚いがあり、8時に活動日でないのに22人が集まりました。地元の農家も併せて40人余りが、谷津田沿いの通水路3カ所に分かれます。すぐ雨も上がって作業が捗り1時間足らずで終了です、開花の遅かった桜が早くも満開に近づき、ベースキャンプの道路沿いのシャガも咲き始めました。Photo_20240404142701 Photo_20240404142702

ベースC下の通水路には、理事長ら7人が自分のクワを持って出かけます。溝にたまった泥や落ち葉を掻き上げて進むと、雨具による蒸し暑さもあって汗ばんできます。地元の女性陣も加わり、環境塾の田んぼ沿いも溝浚いです。併せて行うゴミ拾いにはG藤さんが軽ダンプで回収に当たりました。Photo_20240404142801 Photo_20240404142802

カンナ街道を過ぎると東側通水路のグループと合流し、ゴールの下手賀沼土手下まで、わずか45分で到着。ベースCに戻ると回収した燃えるごみ袋を数人が持ち帰りました。この後、O屋さんら3人は白井市役所に出かけ、新平さんの森など里山整備の交付金制度について環境課の担当者と打ち合わせました。ベースC下の道路脇では、春の野草のハナニラが咲きそろっています。Photo_20240404142901 Photo_20240404142902

2024年4月 3日 (水)

柿園で有料草刈り、里山林整備で説明会

桜の開花が急速に進む4月3日は、穏やかな春の気候に誘われ、30人が集まりました。柿園などの有料草刈りを始めたほか、炭焼き用のシラカシ割り、新入会者の刈払い機研修、田んぼの耕運や畑作業などに分かれます。予報より早く雨が降り出して昼前に作業を中止し、炭焼部会には14人が出席です。先週末に開花した分校のソメイヨシノも三分咲きになりました。Photo_20240403181401 Photo_20240403181402

年間で草刈り契約をする神々廻のY崎さんの草地では、F川さんら6人がハンマーモアと刈払い機を使って30分で完了。続いてI嶋さんの柿園に移動しましたが、畑側の草が伸びていてとても手こずります。柿はまだ芽も出ていませんが、花桃が咲き出しました。ベースキャンプの竹林ではタケノコが見つかり週末から解禁にしますが、クマガイソウも茎を伸ばしています。Photo_20240403181501 Photo_20240403181502

雨の午後は分校事務所にO屋さんら4人が集まり、県里山林保全地域協議会の遠藤良太事務局長から国の交付金制度の説明を受けます。里山林の整備を持続するために所有者との利用協定について議論し、新平さんの森の現場を傘を差しながら確認しました。4回目の窯開きは低温にならず延期し、炭焼きの準備ではN川さんら2人が薪割り機で多古町のシラカシを割りました。Photo_20240403181601 Photo_20240403181602

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